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作成日: 05/04/29  
 
修正日: 05/04/29  
 
      嗚呼勘違い、幅広の靴
 
近頃幅の広い靴が多すぎ!
  
 日本人の足囲(width)は、調査の対象にもよりますが、ほとんどの調査において男性の60%以上がEE以下、女性の65%以上がE以下という結果になっています。なのになぜ巷には3Eや4Eの靴があふれているのでしょう? 
  
幅が広くてゆったりした靴は売りやすい?
  
 幅が広くてゆったりした靴は店頭でちょいと履いてみると足がリラックスできて気持ちが良い(つまり裸足に近い状態)。しかし、実際に普通に歩いてみると足の落ち着きが悪く歩きにくいし疲れやすく、安定性が悪いので膝や腰などの関節にも負担が大。おまけに選ぶときに捨て寸(爪先のゆとり)を忘れがち。 
 「履きやすい」と「歩きやすい(疲れにくい)」は別であるということを認識しましょう。 
  
靴の足囲(width)はやや細めで、捨て寸は7mm以上取るべし
  
 健康な人であれば場合によっては捨て寸は20mm以上あってもとくに問題はありません。靴の足囲は大なり小なり履いているうちに緩むものなので、足囲はやや細め(狭め)くらいで選ぶと捨て寸も取りやすく、より身体に合った機能的な靴を選びやすくなります。 
  
 
【補足と注意】 
・捨て寸について 
 お年寄りなど足腰の弱い方は捨て寸を取りすぎると躓きやすくなったりする場合もあります。
  
 
  
 
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